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21歳年下の友達

by 鍋坂樹伸

ちょこっとシドニーに行ってきました。

遊びではありませんよ。
毎年春に行なっている、小学生の海外研修プログラム(ゴールドコースト)の打ち合わせです。

現地では2泊3日と短い滞在でしたが、最終日にとても素敵な若者との出会いがありました。


シドニーでの生活

彼は親元を離れ遠くシドニーで一人暮らしをしています。

私は42歳、彼は21歳。

ゆっくりお話しする時間があったので、子を持つ父としては10年後の近い将来のこととして、
興味津々いろいろ聞いちゃいました。


当然ですけど日本とは違うんですよね〜。

住まいはとても賃料が高いのでシェアハウス(シェアルーム)が当たり前
物価も日本以上に高い(おのずとアルバイトの賃金も高いんですけどね)
留学先の授業料も当然高い!!
留学前のプログラムでは彼以外は全員中国人
シドニーの路線バスは東京の地下鉄みたいに複雑で覚えるのが大変
(アップダウンがない分移動が楽で、覚えてしまえば便利)

などなど。



ハンディキャップ

実は彼、ちょっと足が不自由なんです。
海外での一人暮らし、健常者でも大変なのに!って思うんですが、
何気に日本よりも生活がしやすいって言うんです。

一言で言うなら、
『日本(人)は余計なところで助けてくれるけど、肝心なところで助けてくれない。』
『オーストラリアではそれは逆、健常者と差別も区別もない。』

関わり方を間違えば伸びるものも伸びなくなるし、逆だとものすごい結果を出すかもしれません。
子育てや新入社員教育に似ているのかなとも思いました。
なんか思い当たる点が多々あり、胸が苦しかったです。


以前からやりたかったこと

あとは撮影ですよね。
彼に会うことがあれば、写真を撮りたかったんです。

本当にいい顔してくれました。



ひょっとしたら「カメラ」や「写真」にも興味を持ってくれたらと思い、そのままカメラを渡し、私も撮ってもらいました。

この穴から覗いて、中に四角のマークがあるでしょ、それを僕の顔に当ててね、一度ここのボタンを半押しして、押し込むんだよ。
「カメラ重たいでしょ!」なんて言いながら。

初めは構図も悪かったのですが、もう少しこうしたほうがいいね!などアドバイスをしていると、徐々にコツをつかんでいきました。

ちょうど日頃指導している学生と歳が近いので、同じ感覚でした。
久しぶりの授業みたいで楽しかったです。



このあと空港へ

1.2時間くらいだったでしょうか。あっという間の時間でしたが、
これまで知らなかった、オーストラリアでの生活が垣間見え興味深い時間になりました。

夢に向かい海外でチャレンジしている21歳の若者の話を聞くにつれ、
何をしたらよいかもわからなかった21年前の私を思い出したのは言うまでもありません。

この日の写真は、少し遅めの成人式の写真としてお渡ししました。


鍋坂樹伸
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